Nulli est homini perpetuum bonum.

  • URLをコピーしました!

「ヌッリー・エスト・ホミニー・ペルペトゥウム・ボヌム」と読みます。
nulli は「いかなる・・・も・・・ない」を意味する代名詞的形容詞 nullus, -a, -um の男性・単数・与格で homini にかかります。
homini は「人、人間」を意味する第三変化名詞 homo の単数・与格です。
perpetuum は「永遠の、永続する」を意味する第一・第二変化形容詞 perpetuus, -a, -um の中性・単数・主格です。この文の主語です。
bonum は「善、幸福」を意味する第二変化名詞、単数・主格です。
「いかなる人間にも永遠の幸福はない」という意味です。
プラウトゥスの言葉です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

コメント

コメントする

目次