Omnia eunt more modoque fluentis aquae.

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「オムニア・エウント・モーレ・モドークゥェ・フルエンティス・アクウァエ」と読みます。
omnia は「すべて」を意味する第3変化形容詞 omnis,-e の中性・複数・主格です。この文の主語です。
eunt は「行く」を意味する不規則変化動詞 eo,-ire の直説法・現在・三人称複数です。
more は「道、やり方」を意味する第3変化名詞 mos,moris m. の単数・奪格です。「やり方によって」と訳せます。
modo は「方法」を意味する第2変化名詞 modus,-i m. の単数・奪格です。
fluentis は、「流れる」を意味する第3変化の動詞 fluo,-ere の現在分詞・単数・属格で、aquaeを修飾しています。
aquae は「水」を意味する第1変化名詞 aqua,-ae f. の単数・属格です。more modoqueにかかります。
「すべてのものは流れる水のやり方、方法によって行く」というのが直訳です。
「万物は流れる川のように移ろいゆく」と訳せます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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