ラテン語入門の格言– ラテン語入門の格言 –
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Imperatorem stantem mori oportet.
「インペラートーレム・スターンテム・モリー・オポルテト」と読みます。 imperatorem は「最高司令官」を意味する第3変化名詞 imperator,-oris m. の単数・対格です。 stantem は「立つ」を意味する第1変化動詞 sto,-are の現在分詞、男性・単数・対格で... -
Non statim pervenitur ad summum.
「ノーン・スタティム・ペルウェニートゥル・アド・スッムム」と読みます。 Nōnは「~でない」。pervenīturを否定します。 statim は「ただちに」という意味の副詞で、pervenīturにかかります。 pervenītur は、自動詞 perveniō,-īre(到達する)の直説法... -
Licet tibi lacrimare.
語彙と文法 「リケト・ティビ・ラクリマーレ」と読みます。licetは「許されている」を意味する非人称動詞 licet,-ereの直説法・現在、3人称単数です。licetは主語が不定法になります。また誰にその不定法の行為が許されているかが与格で表されます。tibiは... -
Nec scire fas est omnia.
「ネク・スキーレ・ファース・エスト・オムニア」と読みます。 nec は「~でない」を意味する副詞です。 scire は「知る」を意味する第4変化動詞 scio,-ire の不定法・能動態・現在です。 fas est は非人称構文です。「~すること(不定法)は正当である」... -
Quidquid praecipies, esto brevis.
語彙と文法 「クゥィドクゥィド・プラエキピエース・エストー・ブレウィス」と読みます。quidquidは不定関係代名詞quisquis(m.f.), quidquid(n.)の中性・単数・対格です。「~するところのものはなんであれ」という意味です。praecipiēsは「教える」を... -
Multarum artium scientia nos ornat.
「ムルタールム・アルティウム・スキエンティア・ノース・オルナト」と読みます。 multarumは「多くの」を意味する第1・第2変化形容詞 multus,-a,-um の女性・複数・属格でartium にかかります。 artiumは「学芸、学問」を意味する第3変化名詞 ars,artis f... -
Nemo liber est qui corpori servit.
セネカ 語彙と文法 「ネーモー・リーベル・エスト・クゥィー・コルポリー・セルウィト」と読みます。Nēmō は英語の nobody, no one に相当し、「誰も~ない」を意味します。līber は「自由な」を意味する第1・第2変化形容詞līber,-bera,-berumの男性・単数... -
Nec spe nec metu.
語彙と文法 「ネク・スペー・ネク・メトゥー」と読みます。necは「~でない」を意味する副詞です。nec A nec Bは「AでもなくBでもない」という意味を表します。spēは「希望」を意味する第5変化名詞 spēs,-eī f.の単数・奪格です。metūは「恐怖」を意味する... -
Ut ameris, amabilis esto.
オウィディウス 語彙と文法 「ウト・アメーリス・アマービリス・エストー」と読みます。ut は目的を表す従属文(副詞節)を導きます。amēris は「愛する」を意味する第1変化動詞 amō,-āre の接続法・受動態・現在、2人称単数です。前半は、「あなたが愛さ...