Boni amant bonum.

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「ボニー・アマント・ボヌム」と発音します。
bonīは第1・第2変化形容詞bonus,-a,-um(善い)の男性・複数・主格です。ここでは名詞として扱われています(「形容詞の名詞的用法」)。日本語は「善人は」となります。
amantはamō,-āre(愛する)の直説法・能動態・現在、3人称複数です。
bonum はbonum,-ī n.(善)の単数・対格です。
「善人は善を愛する。」という意味になります。
<余談>この格言と同様に、美しい心を持たないと、美しいものは見えないということを考えます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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