「サピエンス・ニヒル・オピーナートゥル・ヌンクゥァム・イーラスキトゥル」と読みます。
Sapiens は「賢者」を意味する第3変化名詞sapiens,-entis c.の男性・単数・主格です。
nihil は「無」を意味する代名詞的形容詞で、中性・単数・対格です。
opīnātur は「推測する、憶測する」を意味する形式受動態動詞です。ここでは、直説法・現在、3人称単数です。
numquam は英語の never に当たる副詞で、「決して~ない」と訳します。īrasciturを否定します。
īrascitur は、「怒る」を意味する形式受動態動詞です。直説法・現在、3人称単数です。
「賢者は何も憶測せず、けっして怒ることはない」となります。
キケローの言葉です。
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