「ウィティア・エルント・ドーネク・ホミネース」と読みます。
vitiaは「過失、過ち」を意味する第2変化名詞 vitium,-ii n. の複数・主格です。
eruntは「~がある」を意味する不規則動詞 sumの直説法・能動態・未来、3人称複数です。
donecは「~であるかぎり」を意味する接続詞です。
hominesは「人間」を意味する第3変化名詞 homo,-minis c.(m.&f.)の複数・主格です。
donec以下には suntまたはeruntを補います。
「人間がいる限り、過ちはあるだろう」と訳せます。
タキトゥスの『歴史』(Historiae)に見られる表現です(4.74)。
The Histories (Classic Collection)
Cornelius Tacitus James Adams