Apes non sibi mellificant.

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「アペース・ノーン・シビ・メッリフィカント」と読みます。
apēsは「蜜蜂」を意味する第3変化名詞apis,-is m. の複数・主格です。文の主語です。
sibi は3人称の再帰代名詞の複数・与格です(「利害関係の与格」)。「自分のために」と訳します。「自分」とはだれか?といえば、文の主語のことです。この文だと、mellificantの主語にあたる「蜜蜂」です。ラテン語はこの再帰代名詞がよく出てきます。
mellificant は「蜜を作る」を意味する第1変化動詞mellificō,-āre の直説法・能動態・現在、3人称複数です。
「蜜蜂は自分たちのために蜜を作らない」と訳せます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー『神々の本性について』(岩波書店)、ネポース『英雄伝』(講談社学術文庫)、プラウトゥス『カシナ』、テレンティウス『兄弟』、ルクレ―ティウス『事物の本性について』(いずれも京都大学学術出版会)。単著に『ローマ人の名言88』(牧野出版)、『しっかり学ぶ初級ラテン語』、『しっかり身につくラテン語トレーニングブック』、『ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」』(いずれもベレ出版)、『お山の幼稚園で育つ』(世界思想社)。

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