「プローティヌス・ウィーウェ」と読みます。
prōtinus は「ただちに」を意味する副詞です。
vīve は「生きる」を意味する第3変化動詞 vīvō,-ere の命令法・能動態・現在、2人称単数です。
「ただちに生きよ」と訳せます。
セネカの『人生の短さについて』(9.1)に出てくる表現です。
「今日を生きよ」(マルティアーリス)という言葉も含め、この手の命令文は、私たちに「自分はほんとうの意味で生きているのか?」という反省を促す点で切れ味があります。
生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)
セネカ 大西 英文
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[…] Protinus vive.という言葉があります。「ただちに生きよ」と訳せます。 […]