Tempus est quaedam pars aeternitatis.

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「テンプス・エスト・クゥァエダム・パルス・アエテルニターティス」と読みます。
tempusは「時間」を意味する第3変化中性名詞tempusの単数・主格です。
quaedamは「或る」を意味する不定形容詞quidam,quaedam,quoddamの女性・単数・主格です。parsにかかります。
parsは「部分」を意味する第3変化女性名詞、単数・主格です。
aeternitātisは「永遠」を意味する第3変化名詞aeternitās,-ātis f.の単数・属格です。parsにかかります。
「時間は、永遠のある部分である」と訳せます。
キケローの『想案論』に見られる言葉です(De Inventione, 1.39)。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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