Disce mori, disce vivere.

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語彙と文法

「ディスケ・モリー・ディスケ・ウィーウェレ」と読みます。
disce は「学ぶ」を意味する第3変化動詞 discō,-ere の命令法・能動態・現在、2人称単数です。
morī は「死ぬ」を意味する形式受動態動詞 morior,morī の不定法・現在です。
vīvere は「生きる」を意味する第3変化動詞 vīvō,-ere の不定法・能動態・現在です。
「死ぬことを学べ、生きることを学べ」と訳せます。

不定法をとるdiscōの命令法

ラテン語にはdiscōのように不定法を目的語にとる動詞があります。「<不定法>を学べ(disce)」のパターンに該当する他の例文として、Disce gaudēre.(楽しむことを学べ)などがあります。

Disce amāre.(愛することを学べ)、Disce vīvere.(生きることを学べ)など、動詞の不定法(・能動態・現在)と組み合わせることで、自分でも格言的表現を作文できそうです。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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