Lis litem parit.

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語彙と文法

「リース・リーテム・パリト」と読みます。
līs は「争い」を意味する第3変化名詞līs,lītis f.の単数・主格です。
lītem はその単数・対格で、parit の目的語です。
parit は「生む」を意味する第3変化動詞B pariō,-rere の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「争いは争いを生む」と訳せます。

関連表現

「火は火によって消えない」(Ignis nōn extinguitur igne)と関連した格言です。

参考書

次の本で紹介されています。ラテン語と英訳がゆったりとしたレイアウトで紹介されています。

Latin Proverbs: Wisdom from Ancient to Modern Times
Waldo E. Sweet

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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