「ヒーク・ロドゥス・ヒーク・サルター」と読みます。
Hīcは「ここに」を意味する副詞です。
RhodusはRhodus,-ī f.(ロドス)の単数・主格です。動詞estが省かれています。
hīcは「ここに」です。
saltāはsaltō,-āre(跳ぶ)の命令法・能動態・現在、2人称単数です。
英語の直訳は、Here is Rhodus, jump here.となるでしょう。
ある男が、「昔ロドス島でものすごい大跳躍をして、みんなが驚いた」と 武勇伝を語って自慢します。
すると相手がタイトルの言葉を言います。
「じゃあ、ここがロドスだと思え。さあ、ここで跳べ。」
ここでのポイントは、「ロドスでの出来事」には証人も記録も今ここにはないので、いくらでも話を盛れる、ということです。言い訳の余地がある逃げ道を全部封じて、「同じことを今ここでやって見せろ」と迫る言葉が、表題の「ここがロドスだ、ここで跳べ」です。
意訳すると 「言い訳せず今ここでやれ」 になります。
口先だけの改革案・理想論に対して「では具体に、今ここで実行してみせよ」という批評にも転用されます。
コメント