「クゥィド・オプス・エスト・ウェルビース」と読みます。
quidは「なぜ、どうして」を意味する疑問副詞です。
opusは「仕事」を意味する第3変化名詞 opus,-eris n.の単数・主格です。この文では次のestとあわせ、「<奪格>が必要である」という非人称表現を作ります。
estは不規則動詞 sum(である)の直説法・現在、3人称単数です。
verbīsは「言葉」を意味する第2変化名詞 verbum,-ī n.の複数・奪格です。
「どうして言葉が必要だろうか」と訳せます。
「言葉は必要ではない」という主張を強調するための修辞疑問文です。
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