語彙と文法
「ノーン・オムネ・クゥォド・ニテト・アウルム・エスト」と読みます。
omneは「すべて」を意味する第3変化形容詞 omnis,-e の中性・単数・主格です。形容詞ですが、「すべて」を意味する名詞として使われています。この文の主語です。
quodは関係代名詞、中性・単数・主格です。先行詞はomneです。
nitetは「輝く」を意味する第2変化動詞 niteō,-ēre の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
aurumは「黄金、金」を意味する第2変化名詞 aurum,-ī n. の単数・主格です。文の補語です。
「輝くものすべてが黄金とは限らない」と訳せます。
類似表現
Ignis aurum probat. 火は黄金を試す。(セネカ)