「ノーン・スム・クァーリス・エラム」と読みます。
Nōnは「~でない」を意味する否定辞で、sumを否定します。
sumは不規則動詞sum,esse(である)の直説法・現在、1人称単数です。
quālis は関係詞で「~のような」を意味します。
eram は sum の直説法・未完了過去、1人称単数です。
quālis eram の直訳は「私がかつてそうであったような状態」です。これが Nōn sum の補語になります。
「わたしはかつての私とは違う」と訳せます。
ホラーティウスの言葉です。
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