Vitium alitur tegendo.

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「ウィティウム・アリトゥル・テゲンドー」と発音します。
vitium 第2変化名詞 vitium,-ī n.の単数・主格で、「欠点、悪徳」という意味です。
alitur は「育む」を意味する第3変化動詞alō,-ere の直説法・受動態・現在、3人称単数です。「育てられる」が基本ですが、「成長する」と訳してもよいです。
tegendō は「隠す」を意味する第3変化動詞tegō,-ere の動名詞、奪格です。「隠すことによって」という意味になります。
「欠点は隠すことによって育てられる」、「悪徳は隠すことで成長する」と訳せます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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