「エクス・アーフリカー・センペル・アリクゥィド・ノウィー」と読みます。
ex は「~から」を意味する前置詞で、奪格を支配します。
AfricāはAfrica,-ae f.(アフリカ)の単数・奪格です。
semper は「いつも」を意味する副詞です。
aliquid は不定代名詞aliquis,aliquid(誰か、何か)の中性・単数・主格です。
novī は「新しい」を意味する第1・第2変化形容詞novus,-a,-um の中性・単数・属格です(「部分の属格」)。名詞的に用いられ、「新しいもの」を意味します。
aliquid novīで「新しいものの何か」となり、「何か新しいもの」を意味します。
動詞 estが省かれています。
「アフリカからいつも何か新しいものが(ある)」と訳せます。
大プリーニウスの『博物誌』に見られる表現です(N.H.8.17)。
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