ラテン語入門の格言– ラテン語入門の格言 –
-
ラテン語格言
Requiescat in pace. (R.I.P.) 安らかに眠りたまえ
「レクゥィエスカト・イン・パーケ」と読みます。requiescat は「休む、休息する」を意味する第3変化動詞requiescō,-ere の接続法・能動態・現在、3人称単数です。主語は「死者」を想定しています。接続法が使われるため、命令のニュアンスを帯びます。in... -
ラテン語格言
Sera, tamen tacitis Poena venit pedibus.
「セーラ・タメン・タキティース・ポエナ・ウェニト・ペディブス」と読みます。 sēra は「遅い」を意味する第1・第2変化形容詞 sērus,-a,-um の女性・単数・主格です。 Poena と「性・数・格が一致」します。ただし、「遅いPoena」と訳すと意味が不鮮明に... -
ラテン語格言
Nunc vino pellite curas.
語彙と文法 「ヌンク・ウィーノー・ペッリテ・クーラース」と読みます。nunc は「今」を意味する副詞です。vīnō は「酒、葡萄酒」を意味する第2変化中性名詞vīnum,-ī n.の単数・奪格です。「酒によって」。pellite は「追放する」を意味する第3変化動詞 pe... -
ラテン語格言
Videre est credere. 百聞は一見に如かず
「ウィデーレ・エスト・クレーデレ」と読みます。vidēre は「見る」を意味する第2変化動詞 videō,-ēre の不定法・能動態・現在です。estは不規則動詞sum,esse(である)の直説法・現在、3人称単数です。英語のisに相当します。crēdere は「信じる」を意味... -
ラテン語格言
Saepe admonitionibus utere, rarius castiga.
「サエペ・アドモニティオーニブス・ウーテレ・ラーリウス・カスティーガー」と読みます。 saepe は「しばしば」という意味の副詞です。 admonitiōnibus は、第3変化名詞 admonitiō,-ōnis f.「忠告」の複数・奪格で、ūtere の目的語になっています。 ūtere... -
ラテン語格言
Omnia nunc rident.
語彙と文法 「オムニア・ヌンク・リーデント」と読みます。omnia は「すべて」を意味する第3変化形容詞 omnis,-e の中性・複数・主格です。この文の主語になります(「形容詞の名詞用法」)。nunc は「今」を意味する副詞です。rīdent は「笑う」を意味する... -
ラテン語格言
Scientia est potentia. 知は力なり
語彙と文法 「スキエンティア・エスト・ポテンティア」と読みます。scientia は第1変化名詞scientia,-ae f.(知識)の単数・主格です。est は不規則動詞sum,esse(である)の直説法・現在、3人称単数です。potentia は第1変化名詞potentia,-ae f.(力)の... -
ラテン語格言
Vulgus amicitias utilitate probat.
「ウルグス・アミーキティアース・ウーティリターテ・プロバト」と読みます。 vulgus は、第2変化名詞vulgus,-i n.(m.)(大衆)の単数・主格で、この文の主語です。 n.(m.)というのは中性扱いが基本ですが、男性名詞扱いされることもあるという意味です。 ... -
ラテン語格言
Est enim amicus qui est tamquam alter idem.
「エスト・エニム・アミークス・クィー・エスト・タムクァム・アルテル・イーデム」と読みます。amīcus は「友」を意味する第2変化名詞amīcus,-ī m.の単数・主格で、この文の主語です。補語にあたるのは、quī の省略された先行詞です。amīcusは主語で、補...