Videre est credere.

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「ウィデーレ・エスト・クレーデレ」と読みます。
vidēre は「見る」を意味する第2変化動詞 videō,-ēre の不定法・能動態・現在です。
estは不規則動詞sum,esse(である)の直説法・現在、3人称単数です。英語のisに相当します。
crēdere は「信じる」を意味する第3変化動詞 crēdō,-ere の不定法・能動態・現在です。
vidēre を主語、crēdere を補語と考えると、「見ることは信じること」と訳せます。
「百聞は一見にしかず」という意味になります。

ラテン語の不定法は中性の単数名詞として扱われます。動詞がestになることからわかります。

 

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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