ラテン語入門の格言– ラテン語入門の格言 –
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ラテン語格言
Quod si curam fugimus, virtus fugienda est.
語彙と文法 「クゥォド・シー・クーラム・フギムス・ウィルトゥース・フギエンダ・エスト」と読みます。Quod sī は接続詞で「しかしもし」という意味です。cūram は「不安、心労」を意味する第1変化名詞 cūra,-ae f. の単数・対格です。fugimus は「逃げる... -
ラテン語格言
Quis fallere possit amantem?
「クゥィス・ファッレレ・ポッシト・アマンテム」と読みます。 quisは疑問代名詞 quis,quidの男性・単数・主格です。英語のwhoに相当します。この文の主語です。 fallere は動詞 fallo,-ere(欺く)の不定法・能動態・現在です。amantemを目的語に取ります... -
ラテン語格言
Quidquid id est, timeo Danaos et dona ferentis.
「クゥィドクゥィド・イド・エスト・ティメオー・ダナオース・エト・ドーナ・フェレンティース」と読みます。 quidquid は、不定関係代名詞 quisquis の中性・単数・主格です。関係代名詞と同じ変化をします。「・・・するところの人(物)は誰(何)でも... -
ラテン語格言
Quidquid Amor iussit, non est contemnere tutum.
「クゥィド・クゥィド・アモル・ユッシト・ノーン・エスト・コンテムネレ・トゥートゥム」と読みます。 quidquid は、不定関係代名詞 quisquis の中性・単数・対格です。関係代名詞と同じ変化をします。「・・・するところの物何でも」と訳せます。 Amor ... -
ラテン語格言
Quid enim stultius quam incerta pro certis habere, falsa pro veris?
「クゥィド・エニム・ストゥルティウス・クゥァム・インケルタ・プロー・ケルティース・ハベーレ・ファルサ・プロー・ウェーリース」と読みます。quid は疑問代名詞で「何が」と訳せます。enim は理由を表す文章を導きます。「なぜなら」と訳せます。stult... -
ラテン語格言
Qui parcit malis, nocet bonis.
「クィー・パルキト・マリース・ノケト・ボニース」と読みます。 quiは関係代名詞、男性・単数・主格です。先行詞は省略されています。 parcitは第三変化動詞parco(=許す)の3人称単数・現在の形です。 malisは、形容詞malus(=悪い)の男性・複数・与... -
ラテン語格言
Qui nimium multis ‘non amo’ dicit, amat.
「クィー・ニミウム・ムルティース・ノーン・アモー・ディーキト・アマト」と読みます。 Qui は関係代名詞、男性・単数・主格です。dicit までの従属文を導きます。 nimium は「あまりにも」という意味の副詞です。 multis は「多くの」を意味する第一・第... -
ラテン語格言
Quare, dum licet, inter nos laetemur amantes:non satis est ullo tempore longus amor.
「クァーレー・ドゥム・リケト・インテル・ノース・ラエテームル・アマンテース・ノーン・サティス・ウッロー・テンポレ・ロングス・アモル」と読みます。 quare は「それゆえ」を意味する副詞です。 dum は「・・・する間」を意味する接続詞です。 licet ... -
ラテン語格言
Pulchre, bene, recte.
「プルクレー・ベネ・レクテー」と読みます。 pulchre は「美しく」を意味する副詞です。 bene は「善く」を意味する副詞です。 recte は「正しく」を意味する副詞です。 「美しく、善く、正しく」と訳せます。 ホラーティウスの『詩論』に見られる表現で...