エッセイ

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一を聞いて十を知る

2020/11/7    

Ab uno disce omnes. アブ・ウーノー・ディスケ・オムネース 一から十を学べ ローマの詩人ウェルギリウスの言葉(aen.2.65-66)。表題の直訳は「一からすべてを学べ」となりますが ...

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100年先の世界のために

2013/1/7  

年初に当たり、京都大学文学部100周年記念誌に寄せた文章を自分でも読み返しました。一昔前まで、恐らくどこにでも見られた、または、感じられた文学部の学びの一風景を言葉に書き留めたものです。 >>文学部で ...

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De nihilo nihil. 無から何も生まれない

2012/9/25  

De nihilo nihil. 無から何も生まれない ローマの詩人ルクレーティウスの言葉です。字句通り訳せば「無から無が」となり、「生じる」を意味する単語が省かれています。「無が生じる」とは「何も生 ...

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Omnis habet sua dona dies. 毎日その日の贈り物がある

マルティアーリスの詩に見られる言葉です(8.78.7)。韻律の都合もあり、語順は少し変則的です。文頭の omnis (すべての)が文末の dies (日)を修飾し、動詞の habet(持つ)と目的語の ...

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Q&A エッセイ

ラテン語の月

2020/10/11  

「ラテン語 月」で検索する人が多いようです。ラテン語の月の名前は以下の通りです。「月」という単語自体は lūna(ルーナ)です。 1月 Jānuārius ヤーヌアーリウス 2月 Februārius ...

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スキーピオーの風呂

2011/11/16    ,

哲人セネカは機会に恵まれ、古代の英雄スキーピオーの別荘に泊まります。没後二五〇年以上経ってからのこと。スキーピオーは宿敵カルタゴを破ったローマの将軍です。 セネカはこの別荘の風呂場を見て感動します。現 ...

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Ignis aurum probat. 火は黄金を試す

セネカの言葉です。これには後半があり、「苦難は勇者を試す」と続きます。本物の黄金は炎をものともしないように、勇気ある人間はどんな苦難も雄々しく耐えることができる。困難や不幸は人間の勇気を試す試練である ...

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Tacens vocem verbaque vultus habet. 沈黙した顔は声と言葉を持つ

オウィディウスの詩句です。無言の表情は雄弁だという逆説です。なぜ無言なのでしょうか。悲しいのか、怒っているのか、それとも感動しているのか。この一文だけでは何もわかりません。いろいろ解釈できる余地が残っ ...

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Dies dolorem minuit. 月日が苦悩を和らげる

Dies dolorem minuit. 月日が苦悩を和らげる Dies dolorem minuit. これはイギリスの学者ロバート・バートンの言葉として知られます。ラテン語の dies は英語の ...

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Multae sunt causae bibendi. 飲む理由はたくさんある

2011/9/13    , ,

Multae sunt causae bibendi. 飲む理由はたくさんある 「飲むこと先にありき」の場合、口実は後からいくらでもついてきます。うれしいから飲む、悲しいから飲むといった具合に。どんな ...

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