「ウェールム・クール・ノーン・アウディームス?クゥィア・ノーン・ディーキムス」と読みます。
vērum は「真実」を意味する第2変化名詞vērum,-ī n.の単数・対格です。
cūrは「なぜ」を意味する疑問副詞です。
nōnは「~でない」を意味する否定辞で、audīmusを否定します。
audīmusは第4変化動詞audiō,-īre(聞く)の直説法・能動態・現在、1人称複数です。
quiaは「~だから」を意味します。
nōnは「~でない」。dīcimusを否定します。
dīcimus は「言う」を意味する第3変化動詞 dīcō,-ere の直説法・能動態・現在、1人称複数です。
「vērum(真実)を cur(どうして)、nōn audimus (私たちは聞かないのか)。quia (なぜなら)、nōn dīcimus.(私たちがいわないから)」。
dīcimus の目的語はvērum と考えられますが、省略されています。
他人による真実の情報提供を期待する以前に、そもそも自分がそうしているだろうか?という内省を促します。
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[…] Vērum cūr nōn audīmus? Quia nōn dīcimus. […]