ラテン語格言

Nil desperandum.

2012年1月25日

「ニール・デスペーランドゥム」と読みます。
nīl(無) は不変化の中性・単数名詞、主格です。英語の nothing に当たります。
dēspērandum は「絶望する」を意味する第1変化動詞 despērō,-āre の動形容詞、中性・単数・主格です。「絶望されるべき」が直訳で、省略された est(sumの直説法・現在、3人称単数)とともに、「動形容詞の述語的用法」を作ります。
「何事も絶望されるべきではない」が直訳です。これをもとにして、「何事も絶望すべきではない」、または「絶望すべきものは何もない」と訳せます。
ホラーティウスの『詩集』(1.7.27)に見られる表現です。

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