語彙と文法
「センペル・アウァールス・エゲト」と発音します。
semper は「常に」を意味する副詞です。
avārusは第1・第2変化形容詞avārus,-a,-umの男性・単数・主格です。ここでは名詞的に使われています(形容詞の名詞的用法)。
「貪欲な」という意味を持ちますが、ここでは「貪欲な者は」という意味で使われています。
対応する動詞 egetはegeō,-ēre(欠乏する)の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「貪欲な者は常に欠乏する」と訳せます。
ホラーティウスの言葉です。(『書簡詩』1.2.56)
ホラティウス全集
鈴木 一郎
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[…] docent discunt. (彼らは)教える間に学ぶ。(=教えることは学ぶこと) Semper avārus eget. 貪欲な者は、常に欠乏する。 Exempla docent, nōn […]