Deus caritas est.

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語彙と文法

「デウス・カーリタース・エスト」と読みます。
deusは「神」を意味する第2変化名詞deus,-ī m.の単数・主格です。
cāritāsは「愛」を意味する第3変化名詞cāritās,-ātis f.の単数・主格です。
estは不規則動詞sum,esse(である)の直説法・現在、3人称単数です。
「神は愛である」と訳せます。
新約聖書「ヨハネの手紙」に見られる言葉です(4.16)。

第3変化名詞cāritās,-ātis f.(愛)の変化

単数複数
主格(呼格)cāritāscāritātēs
属格cāritātiscāritātum
与格cāritātīcāritātibus
対格cāritātemcāritātēs
奪格cāritātecāritātibus
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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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