語彙と文法
「ウィア・トリータ・ウィア・トゥータ」と読みます。
viaは「道」を意味する第1変化名詞 via,-ae f.の単数・主格です。この文には2つのviaがありますが、1つ目が主語、2つ目が補語です。動詞 est(である)が省略されています。
tritaは「すりへった、踏みならされた」を意味する第1・第2変化形容詞 tritus,-a,-umの女性・単数・主格です。
tutaは「安全な」を意味する第1・第2変化形容詞 tutus,-a,-umの女性・単数・主格です。2つめのviaにかかります。
「踏みならされた道は安全な道(である)」と訳せます。
「寄らば大樹の陰」のラテン語バージョンですね。