Pios et probos praemium vitae aeternae exspectabit.

  • URLをコピーしました!

「ピオース・エト・プロボース・プラエミウム・ウィータエ・アエテルナエ・エスクペクタービト。」と読みます。
pius(敬虔な)の複数・対格が pios で、この文では名詞的に使われています。
probos(善い)も、probus の複数・対格です。
praemium(報酬)が、この文の主語です。
vitae aeternaeで、「永遠の生」(単数・属格)、praemium にかかります。
「説明の属格」になり、「永遠の生という報酬が・・」となります。
exspecto は「待ち受ける」。ここでは未来・単数・三人称の形が使われています。
「永遠の生という報酬が、敬虔で善良な人々を待ち受けるであろう」と訳せます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

CAPTCHA


目次