Noli me tangere.

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Noli me tangere.

「ノーリー・メー・タンゲレ」と発音します。
nōlī は不規則動詞nōlō,nolle(望まない)の命令法・能動態・現在、2人称単数です。不定法を伴い、否定の命令文をつくります。
mē は1人称単数の人称代名詞 ego の単数・対格です。tangereの目的語です。
tangere は「ふれる」を意味する第3変化動詞 tangō,-ere の不定法・能動態・現在です。nōlīがこの不定法を求めます。
「私にふれるな」という意味になります。
「聖書」に見られる言葉です(新約聖書「ヨハネ伝」20章17節)。

上の絵画はコレッジョの絵画『ノリ・メ・タンゲレ』(1525年頃)です(プラド美術館所蔵)です。

Noli me tangere.

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー『神々の本性について』(岩波書店)、ネポース『英雄伝』(講談社学術文庫)、プラウトゥス『カシナ』、テレンティウス『兄弟』、ルクレ―ティウス『事物の本性について』(いずれも京都大学学術出版会)。単著に『ローマ人の名言88』(牧野出版)、『しっかり学ぶ初級ラテン語』、『しっかり身につくラテン語トレーニングブック』、『ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」』(いずれもベレ出版)、『お山の幼稚園で育つ』(世界思想社)。

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