「サピエンス・ウト・ソール・ペルマネト・ストゥルトゥス・アウテム・ウト・ルーナ・ムータートゥル」と読みます。
sapiensは「賢者」を意味する第3変化名詞sapiens,-entis c.の単数・主格です。
ut は「~のように」を意味する副詞です。
sōlは「太陽」を意味する第3変化名詞sōl,sōlis m.の単数・主格です。
permanetは「とどまる」を意味する第2変化動詞 permaneō,-ēreの直説法・能動態・現在、3人称単数です。
stultusは「愚か者」を意味する第2変化名詞stultus,-ī m.の単数・主格です。
autemは「一方」を意味する接続詞です。
lūnaは「月」を意味する第1変化名詞lūna,-ae f.の単数・主格です。
mūtāturは「動かす、変える」を意味する第1変化動詞 mūtō,-āre の直説法・受動態・現在、3人称単数です。
この単語は受動態のとき、自動詞の能動態の意味(「動く」、「変わる」)を表します。
「賢者は太陽のようにとどまるが、一方、愚者は月のように変化する」と訳せます。
「賢者は太陽のように不動であるが、愚者は月のように移ろいやすい」と意訳できます。
Sapiens ut sol permanet; stultus autem ut luna mutatur.
中国の孔子は賢者を北斗七星に例えていましたね。