ラテン語格言

Bis vincit, qui se vincit in victoria.

2018年10月10日

「ビス・ウィンキト・クィー・セー・ウィンキト・イン・ウィクトーリアー」と読みます。
Bisは「二度」を意味する副詞です。
vincit は第3変化動詞vincō,-ere(勝つ)の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
quī は関係代名詞quī,quae,quodの男性・単数・主格です。先行詞は省略されています。「quī以下の者は」と訳します。
sē は、3人称の再帰代名詞suī(自分)の男性・単数・対格で、vincitの目的語です。
in は「<奪格>において」を意味する前置詞です。
victoriā は第1変化名詞victōria,-ae f.の単数・奪格です。in victōriā で「勝利において」を意味します。
「勝利において己に打ち勝つ者は二度勝利する」と訳せます。
勝利をおさめ、なお歓喜に酔いしれない者は、いかなるときであれ、平常心を保てる者です。相手に勝つこと(=1度目の勝利)と己に勝つこと(=2度目の勝利)の2つの困難を克服するよう昔のローマ人はつとめたのでしょう。
紀元前1世紀のローマの喜劇作家、プブリリウス・シュルス『金言集』の言葉です。

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