Beati aevo sempiterno fruantur.

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語彙と文法

「ベアーティー・アエウォー・センピテルノー・フルアントゥル」と読みます。
beātīは「幸福な」を意味する第1・第2変化形容詞beātus,-a,-um の男性・複数・主格です。ここでは「幸福な者たち」を意味する名詞として使われています。
aevō は「生涯、寿命」を意味する第2変化男性名詞aevus,-ī m. の単数・奪格です。fruantur の目的語です。
sempiternō は「永遠の」を意味する第1・第2変化形容詞sempiternus,-a,-um の男性・単数・奪格でaevō にかかります。
fruanturは「享受する」を意味する形式受動態動詞fruor,-ī の直説法・現在、3人称複数です。奪格を補語に取ります。
「幸福な者たちは永遠の生を享受する」と訳せます。
キケローの『国家について』(De Re Publica)に見られる表現です(6.13)。この作品の第6巻は「スキーピオーの夢」という名称で知られます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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