Omnia aliena sunt, tempus tantum nostrum est.

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「オムニア・アリエーナ・スント・テンプス・タントゥム・ノストルム・エスト」と読みます。
omnia は「すべて」を意味する第3変化形容詞 omnis,-e の中性・複数・主格です。ここでは名詞的に扱われています。
aliēna は「他人の」を意味する第1・第2変化形容詞 aliēnus,-a,-umの中性・複数・主格です。
tempusは「時間」を意味する第3変化名詞 tempus,-poris n.の単数・主格です。
nostrum は1人称複数の所有形容詞 noster,-tra,-trum (私たちの)の中性・単数・主格です。
「万物は他人のもの。時間だけが自分のもの」と訳せます。
セネカ、『倫理書簡集』に見られる表現です(1.3)。

セネカ哲学全集〈5〉倫理書簡集 I
兼利 琢也
4000926357

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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