「ラウス・イン・アモーレ・モリー」と読みます。
laus は「名誉、誉れ」を意味する第三変化名詞、単数主格です。
amore は「愛」を意味する第三変化名詞 amor の単数奪格です。
mori は「死ぬ」を意味する形式受動態動詞 morior の不定法です。
「恋の中で死ぬことは誉れ(である)」と訳せます。
ローマの恋愛詩人プロペルティウスの『詩集』に見られる言葉です(2.1.47)。
「恋のさ中に死ぬのは誉れ。一つの恋を喜べるなら、それもまた誉れ」という詩句に見られる表現です。
Elegies (Loeb Classical Library)
Propertius G. P. Goold
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