「ナートゥーラ・ノーン・ファキト・サルトゥム」と読みます。
nātūra は「自然」を意味する第1変化名詞 nātūra,-ae f.の単数・主格で、文の主語です。
facit は「つくる、なす」を意味する第3変化B動詞 faciō,-ereの直説法・能動態・現在、3人称単数です。
saltum は「飛躍」を意味する第4変化名詞 saltus,-ūs m.の単数・対格です。
「自然は飛躍しない(飛躍をつくらない)」と訳せます。
saltum を複数形にしたsaltūs (サルトゥース)の形でも知られます。
自然は一足飛びに進まず、段階的に進むという趣旨です。
ライプニッツやリンネが好んだ言葉とされます。
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