Quando libertas ceciderit, nemo libere dicere audebit.

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「クゥァンドー・リーベルタース・ケキデリト・ネーモー・リーベレー・ディーケレ・アウデービト」と読みます。
quandoは「~する時」を意味する接続詞です。
libertasは「自由」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。
cecideritは「崩れ落ちる」を意味する第3変化動詞cadoの直説法・能動態・未来完了、3人称単数です。
nemoは「誰も~ない」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。
libereは「自由に」を意味する副詞です。
dicereは「言う」を意味する第3変化動詞、不定法・能動態・現在です。
audebitは「あえて~する」を意味する第2変化動詞audeoの直説法・能動態・未来、3人称単数です。
「自由が崩れ落ちてしまう時、あえて自由に語ることを誰もしなくなるだろう」と訳せます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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