Solitudo placet Musis, urbs est inimica poetis.

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「ソリトゥードー・プラケト・ムーシース・ウルプス・エスト・イニミーカ・ポエーティース」と読みます。
solitudoは「孤独」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。
placetは「<与格に>喜ばれる」を意味する第2変化動詞placeoの直説法・能動態・現在、3人称単数です。
Musisは「(詩歌の女神)ムーサ」を意味する第1変化名詞Musaの複数・与格です。
urbsは「都市」を意味する第3変化名詞、単数・主格です。
inimicaは「敵対する、対立する」を意味する第1・第2変化形容詞 inimicus,-a,-umの女性・単数・主格です。
poetisは「詩人」を意味する第1変化名詞poetaの複数・与格です。
「孤独はムーサ達に喜ばれ、都市は詩人達に対立する」と訳せます。
「都市は」の部分は「都会の喧噪は」と意訳してもよいでしょう。
ペトラルカの言葉です。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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