Divitiae sunt causa malorum.

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「ディーウィティアエ・カウサ・マロールム」と読みます。
dīvitiaeは「財産」を意味する第1変化名詞dīvitiae,-ārum f.pl.の複数・主格です(この単語は複数でのみ用いられます)。
suntは「~である」を意味する不規則動詞sum,esse の直説法・現在、3人称複数です。
causaは「原因」を意味する第1変化名詞causa,-ae f.の単数・主格です。
malōrum は「不幸」を意味する第2変化中性名詞malum,-ī n.の複数・属格です。causaにかかります。
「財産は(様々な)不幸の原因である」と訳せます。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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