Exitus acta probat.

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「エクシトゥス・アクタ・プロバト」と読みます。
exitus は「結果」を意味する第4変化名詞exitus,-ūs m.の単数・主格です。
acta は「行為」を意味する第2変化名詞 actum,-ī n. の複数・対格です。
元はagō,-ere(行う)の完了分詞actus,-a,-umです(完了分詞の名詞的用法から生まれた名詞)。
probat は「証明する」を意味する第1変化動詞 probō,-āre の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「結果は行為を証明する」と訳せます。
結果が行為の良し悪しを示すことになる、という趣旨の言葉です。
オウィディウスの表現です(Ov.Her.2.85)。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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