ラテン語入門の格言– ラテン語入門の格言 –
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ラテン語格言
Quisque sibi proximus.
語彙と文法 「クゥィスクゥェ・シビ・プロクシムス」と読みます。quisqueは「各人、おのおの、めいめい、だれでも、なんでも」を意味する不定代名詞 quisque,quaeque,quidqueの男性・単数・主格です。sibiは3人称の再帰代名詞 suī(自分)の男性・単数・与... -
ラテン語格言
Quid faciant leges ubi sola pecunia regnat?
「クゥィド・ファキアント・レーゲース・ウビ・ソーラ・ペクーニア・レグナト」と読みます。 Quid は疑問代名詞 quis の中性・単数・対格です。faciant の目的語になっています。 faciant は「なす、行う」の意味を持つ動詞 facio の接続法・現在・3人称複... -
ラテン語格言
Imperatorem stantem mori oportet.
「インペラートーレム・スターンテム・モリー・オポルテト」と読みます。 imperatorem は「最高司令官」を意味する第3変化名詞 imperator,-oris m. の単数・対格です。 stantem は「立つ」を意味する第1変化動詞 sto,-are の現在分詞、男性・単数・対格で... -
ラテン語格言
Non statim pervenitur ad summum.
「ノーン・スタティム・ペルウェニートゥル・アド・スッムム」と読みます。 Nōnは「~でない」。pervenīturを否定します。 statim は「ただちに」という意味の副詞で、pervenīturにかかります。 pervenītur は、自動詞 perveniō,-īre(到達する)の直説法... -
ラテン語格言
Licet tibi lacrimare.
語彙と文法 「リケト・ティビ・ラクリマーレ」と読みます。licetは「許されている」を意味する非人称動詞 licet,-ereの直説法・現在、3人称単数です。licetは主語が不定法になります。また誰にその不定法の行為が許されているかが与格で表されます。tibiは... -
ラテン語格言
Nec scire fas est omnia.
「ネク・スキーレ・ファース・エスト・オムニア」と読みます。 nec は「~でない」を意味する副詞です。 scire は「知る」を意味する第4変化動詞 scio,-ire の不定法・能動態・現在です。 fas est は非人称構文です。「~すること(不定法)は正当である」... -
ラテン語格言
Quidquid praecipies, esto brevis.
語彙と文法 「クゥィドクゥィド・プラエキピエース・エストー・ブレウィス」と読みます。quidquidは不定関係代名詞quisquis(m.f.), quidquid(n.)の中性・単数・対格です。「~するところのものはなんであれ」という意味です。praecipiēsは「教える」を... -
ラテン語格言
Multarum artium scientia nos ornat.
「ムルタールム・アルティウム・スキエンティア・ノース・オルナト」と読みます。 multarumは「多くの」を意味する第1・第2変化形容詞 multus,-a,-um の女性・複数・属格でartium にかかります。 artiumは「学芸、学問」を意味する第3変化名詞 ars,artis f... -
ラテン語格言
Nemo liber est qui corpori servit.
セネカ 語彙と文法 「ネーモー・リーベル・エスト・クゥィー・コルポリー・セルウィト」と読みます。Nēmō は英語の nobody, no one に相当し、「誰も~ない」を意味します。līber は「自由な」を意味する第1・第2変化形容詞līber,-bera,-berumの男性・単数...