ラテン語入門の格言– ラテン語入門の格言 –
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ラテン語格言
Labor omnia vicit. 労働はすべてに打ち勝つ
語彙と文法 「ラボル・オムニア・ウィーキト」と読みます。labor は「労働」を意味する第3変化名詞 labor,-ōris m.の単数・主格です。omnia は「すべて」を意味する第3変化形容詞 omnis,-e の中性・複数・対格です。この文では名詞として扱われています。... -
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Est modus in rebus.
語彙と文法 「エスト・モドゥス・イン・レーブス」と読みます。est は不規則動詞sum,esse(ある)の直説法・現在、3人称単数です。主語に当たるものが「存在する」と訳せます。modus は「適量、適度、限度、限界」を意味する第2変化名詞modus,-ī m.の単数... -
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Fuge, nate; propinquant.
「フゲ・ナーテ・プロピンクゥァント」と読みます。fugeは「逃げる」を意味する第3変化B動詞fugiō,-ere の命令法・能動態・現在、2人称単数です。nāte は「息子」を意味する第2変化名詞nātus,-ī m.の単数・呼格です。propinquant は「近づく」を意味する第... -
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Litterae scriptae manent.
「リッテラエ・スクリプタエ・マネント」と読みます。litterae は「文字」を意味する第1変化名詞littera,-ae f.の複数・主格で、文の主語です。scriptae は「書く」を意味する第3変化動詞scrībō,-ere の完了分詞scriptus,-a,-um の女性・複数・主格です。... -
ラテン語格言
Disce, puer, virtutem ex me verumque laborem.
「ディスケ・プエル・ウィルトゥーテム・エクス・メー・ウェールムクゥェ・ラボーレム」と読みます。 disceはdiscō,-ere(学ぶ)の命令法・能動態・現在、2人称単数です。 puerはpuer,-erī m.(少年、息子)の単数・呼格です。 virtūtemはvirtūs,-ūtis f.... -
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Nec tecum possum vivere, nec sine te. おまえなしに生きていけない。
語彙と文法 「ネク・テークム・ポッスム・ウィーウェレ・ネク・シネ・テー」と読みます。Necは「~でない」。possumを否定します。「nec A, nec B」の構文で、A、B ともに否定します。tēcumはcum tēを一語にまとめた表現です。tē は2人称単数の人称代名詞 ... -
ラテン語格言
Si vis amari, ama.
セネカ 語彙と文法 「シー・ウィース・アマーリー・アマー」と読みます。sī は英語の if に相当する仮定を表す接続詞です。「もし~なら」。vīs は「<不定法>を望む」を意味する不規則動詞 volō,velle の直説法・能動態・現在、2人称単数です。amārī は... -
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Requiescat in pace. (R.I.P.)
「レクゥィエスカト・イン・パーケ」と読みます。 requiescat は「休む、休息する」を意味する第3変化動詞requiescō,-ere の接続法・能動態・現在、3人称単数です。 主語は「死者」を想定しています。接続法が使われるため、命令のニュアンスを帯びます。... -
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Sera, tamen tacitis Poena venit pedibus.
「セーラ・タメン・タキティース・ポエナ・ウェニト・ペディブス」と読みます。 sēra は「遅い」を意味する第1・第2変化形容詞 sērus,-a,-um の女性・単数・主格です。 Poena と「性・数・格が一致」します。ただし、「遅いPoena」と訳すと意味が不鮮明に...