「ウィルトゥース・ラウダータ・クレスキト」と読みます。
virtūs は、「美徳、勇気」を意味する第3変化名詞 virtūs,-ūtis f.の単数・主格です。
laudātaはlaudō,-āre(褒める)の完了分詞laudatus,-a,-um の女性・単数・主格です。「属性的」用法とするなら、「褒められた美徳は」となり、「述語的」用法とみなすなら、「美徳は褒められて」となります。この文に関しては、後者がよいと判断します。
laudāta となるのは、virtūs が女性名詞の単数・主格の形なので、性・数・格を一致させるためです。
crescit は、crescō,-ere(成長する)の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「美徳は、称えられて、成長する」と訳せます。
よいものをよいと口に出していうことは簡単なようで難しいです。他人の批判を恐れるからでしょう。批判(文句)は威勢良く言えるのですが、肯定的な意見を述べるには勇気が必要です。
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コメント一覧 (1件)
[…] nōn facit philosophum. 髭(ひげ)は哲学者をつくらない。 Virtūs laudāta crescit. 美徳は賞賛されて成長する。 Certa āmittimus dum incerta […]