Urbs antiqua fuit.

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カルターゴー

語彙と文法

「ウルプス・アンティークゥァ・フイト」と読みます。
マクロンをつけるとUrbs antīqua fuit.となります。
Urbsは第3変化名詞urbs,urbis f.(都市、都)の単数・主格です。この文の主語です。
antīquaは第1・第2変化形容詞antīquus,-a,-um(古い)の女性・単数・主格です。Urbsにかかります。
fuitは不規則動詞sum,esse(ある)の直説法・現在、3人称単数です。文の動詞です。
「古い(antīqua)都が(Urbs)あった(fuit)」と訳せます。
ウェルギリウスの『アエネーイス』に見られる表現です(Verg.Aen.1.12)。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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