「ラティオー・クゥァシ・クゥァエダム・ルクス・ルーメンクゥェ・ウィータエ」と読みます。
ratiōは「理性」を意味する第3変化名詞ratiō,-ōnis f.の単数・主格です。
quasi は「いわば」を意味します。
quaedam は「或る」を意味する形容詞 quīdam,quaedam,quoddam の女性・単数・主格です。lux にかかります。
lux は「光」を意味する第3変化名詞lux,lūcis f. の単数・主格です。
lūmen は「明かり、燈明」を意味する第3変化名詞lūmen,lūminis n.の単数・主格です。
-que は「そして」の意味です(enclitic)。A Bque で「AとB」を意味します。
vītae は「人生」を意味する第1変化名詞 vīta,-ae f. の単数・属格で、lux, lūmen にかかります。
動詞 est が省略されています。
「理性はいわば人生の何か光のようなもの、燈明のようなものである」という意味になります。
キケローの『アカデーミカ』に見られる言葉です(2.8.26)。
THE ACADEMICA of CICERO
Marcus Tullius Cicero James S. Reid
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