Audiatur et altera pars.

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「アウディアートゥル・エト・アルテラ・パルス」と読みます。
audiātur は「聞く」を意味する第4変化動詞 audiō,-īre の接続法・受動態・現在、3人称単数です。「命令」の用法です。「聞かれるべきである」と訳します。
et は「~も」を意味します。
altera は「別の」を意味する代名詞的形容詞 alter,-era,-erum の女性・単数・主格です。pars にかかります。
pars は「部分、側」を意味する第3変化名詞pars,partis f.の単数・主格です。
「別の側(の意見)も聞かれるべきである」という意味になります。

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー「神々の本性について」、プラウトゥス「カシナ」、テレンティウス「兄弟」、ネポス「英雄伝」等。単著に「ローマ人の名言88」(牧野出版)、「しっかり学ぶ初級ラテン語」、「ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」」(ベレ出版)、「お山の幼稚園で育つ」(世界思想社)。

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