「ウェーリタース・ヌンクゥァム・ペリト」と読みます。
vēritās は「真実、真理」を意味する第3変化名詞 vēritās,-ātis f.の単数・主格です。文の主語です。
numquam は「けっして~しない」を意味する副詞です。動詞peritを否定します。
peritはpereō,-īre(滅びる)の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
不定法(・能動態・現在)はperīreとなり、語尾がīreとなることから、第5変化動詞とわかります。
「真理は決して滅びない」と訳せます。
セネカの『トロイアの女たち』に出てくる表現です(614)。
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