「クィー・パルキト・マリース・ノケト・ボニース」と読みます。
quiは関係代名詞、男性・単数・主格です。先行詞は省略されています。
parcitは第三変化動詞parco(=許す)の3人称単数・現在の形です。
malisは、形容詞malus(=悪い)の男性・複数・与格です。名詞として使われ、「悪い人々」と訳せます。与格になる理由は、動詞parcit(許す)が与格を支配する(目的語としてとる)ためです。
nocet(←noceo:害を与える)はparcitと同じく、与格を支配し、bonis(bonusの複数与格)を目的語とします。
訳は、「悪人を許す人は、善人に害を与える」となります。
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