「ネク・モルテム・エッフゲレ・クゥィスクゥァム・ネク・アモーレム・ポテスト」と読みます。
nec…nec… で否定を反復します。
mortem は「死」を意味する第3変化名詞 mors,mortis f. の単数・対格です。
effugere は「避ける」を意味する第3変化動詞 effugio,-ere の不定法・能動態・現在です。
quisquam は不定代名詞、男性・単数・主格です。「いかなる人も」と訳せます。
amorem は「愛」を意味する第3変化名詞 amor,-ōris m. の単数・対格です。
potest は「可能である」を意味する不規則変化動詞 possum,posse の直説法・能動態・現在、3人称単数です。
「いかなる人も死と愛を避けることは出来ない」という意味になります。
プブリリウス・シュルスの言葉です。
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