Nabis sine cortice.

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Nabis sine cortice.
「ナービス・シネ・コルティケ」と読みます。
nabis は「泳ぐ」を意味する第一変化動詞 no (ノー)の直説法・能動相・未来、二人称・単数です。「あなたは泳ぐだろう」という意味です。
sine は「・・・なしに」を意味する前置詞で奪格を取ります。
cortice は「樹皮、コルク」を意味する第三変化名詞 cortex の単数・奪格です。
「あなたはコルクなしに泳ぐだろう」と訳せます。
この場合のコルクとは浮き輪の意味であり、意訳すると「あなたは助力なしに生きることができるだろう」、「自立できるだろう」という意味になります。
ホラーティウスの言葉です(Sat.1.4.120)。

ホラティウス全集
鈴木 一郎
4472119013

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この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー『神々の本性について』(岩波書店)、ネポース『英雄伝』(講談社学術文庫)、プラウトゥス『カシナ』、テレンティウス『兄弟』、ルクレ―ティウス『事物の本性について』(いずれも京都大学学術出版会)。単著に『ローマ人の名言88』(牧野出版)、『しっかり学ぶ初級ラテン語』、『しっかり身につくラテン語トレーニングブック』、『ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」』(いずれもベレ出版)、『お山の幼稚園で育つ』(世界思想社)。

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