Magna voluisse magnum. 偉大なことを志したことが偉大

  • URLをコピーしました!

「マグナ・ウォルイッセ・マグヌム」と読みます。
magna は「偉大な」を意味する第1・第2変化形容詞 magnus,-a,-um の中性・複数・対格です。名詞的に用いられ、「偉大なことを」と訳せます。
voluisse は「望む」を意味する不規則動詞 volō,velle の不定法・能動態・完了です。「志したことが」と訳してもよいでしょう。この不定法がこの文の主語になります。
動詞は est が省略されています。
magnum はこの文の補語です。主語である voluisse が不定法(完了)なので、これを中性・単数・主格として扱うため、補語もそれと性・数・格が一致します。
「偉大なことを」(magna)「欲したことが」(voluisse)「偉大」(magnum)「である」(est)という意味になります。
英語に Deeds, not words. (言葉ではなく、行動)という表現があり、これはこれで好きな言葉なのですが、上にご紹介したラテン語も、理想を掲げることの大切さを忘れぬためにも心に刻みたい言葉です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ラテン語愛好家。京都大学助手、京都工芸繊維大学助教授を経て、現在学校法人北白川学園理事長。北白川幼稚園園長。私塾「山の学校」代表。FF8その他ラテン語の訳詩、西洋古典文学の翻訳。キケロー『神々の本性について』(岩波書店)、ネポース『英雄伝』(講談社学術文庫)、プラウトゥス『カシナ』、テレンティウス『兄弟』、ルクレ―ティウス『事物の本性について』(いずれも京都大学学術出版会)。単著に『ローマ人の名言88』(牧野出版)、『しっかり学ぶ初級ラテン語』、『しっかり身につくラテン語トレーニングブック』、『ラテン語を読む─キケロー「スキーピオーの夢」』(いずれもベレ出版)、『お山の幼稚園で育つ』(世界思想社)。

コメント

コメントする

目次