ラテン語格言

Suis te oportet illecebris ipsa virtus trahat ad verum decus.

2015年1月18日

「スイース・テー・オポルテト・イッレケブリース・イプサ・ウィルトゥース・トラハト・アド・ウェールム・デクス」と読みます。
suīsは「自らの」を意味する3人称の所有形容詞suus,-a,-um の女性・複数・奪格です。illecbrīsにかかります。
tē は2人称単数の人称代名詞、対格です。trahatの目的語です。 
oportetは非人称動詞で、接続法を含む従属文を伴い「~すべきである」という意味を表します。
illecebrīsは「魅力」を意味する第1変化名詞illecebra,-ae f. の複数・奪格です。「手段の奪格」です。「魅力によって」。
ipsa は「自身、自ら」を意味する強意形容詞 ipse,ipsa,ipsum の女性・単数・主格です。vitūsにかかります。
virtūs は「徳」を意味する第3変化名詞virtūs,-ūtis .f の単数・主格です。
trahatは「導く」を意味する第3変化動詞traho,-ere の接続法・能動態・現在、3人称単数です。「命令」の用法に当たり、「~すべきである」と訳します。
adは「<対格>に」を意味する前置詞です。 
vērumは「真の」を意味する第1・第2変化形容詞vērus,-a,-umの中性・単数・対格で、decusにかかります。
decusは「名誉」を意味する第3変化名詞decus,-coris n.の単数・対格です。
「徳そのものがその魅力によってあなたを真の名誉に導くべきである」と訳せます。
キケローの『国家について』の第6巻(通称「スキーピオーの夢」)に見られる表現です(Rep.6.25)。

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